信用恐慌
2008-11-17 (月)
G20の日本の立場はいつも通りでしたね。
日本も本当の意味で 「 リーダー 」 となる人物が上に立たない限り、
いつも通りというか、お金だけしぼられて終わりになってしまいますね。
これまで何度か、自分なりに金融危機に触れてみましたが、
ちょっとまとめたいと思います。
まず、今回の大恐慌に関しては 「 信用恐慌 」 という印象があります。
恐慌の表立った初まりは、サブプライム問題からきてCDSにつながる
一連の 「 信用なき保険 」 です。
簡単にまとめると、
- アメリカでは数十年に渡る中古住宅価格の上昇 ( 不動産バブル ) により、
住宅ローンを中心に、最低限の信用があれば誰にでもローンを組ませていた。 - 住宅ローンは証券化 ( これは普通 ) され、さらにさまざまな形の商品として
金融機関や投資家に販売された。 - 誰にも損は無く、そういった取引が活発化していた。
- しかし元々、支払能力が無い人たちがローンを返せなくなる。
- 支払いがないので、ローン会社が潰れる。
- ローン会社にお金を貸していた銀行も潰れる。
- 住宅ローンを保険商品に組み入れ、扱っていた保険会社も潰れる。
- それらの社積や商品を買っていた会社や保険会社、世界中の会社が大ダメージ。
という感じでしょうか。上場企業がもつ債権などを見ると、ほとんどが連鎖的で、
ひとつがコケると、その他もコケることがわかります。
素人の僕でも世界中の金融機関は崩壊も同然であること を知る事ができます。
大きいドミノ牌 ( AIG ) が倒れるのは防ぎましたが ( 防ぐしかなかった? )、
あちこちからドミノが倒れてきてしまっては、もうどうしようもないのでしょう。
この世界恐慌はまだ序章に過ぎず、これから先2、3年後が
真の恐慌時代になることは明白です。
アメリカの政権が変わる来年2月以降は、もっと混沌とした
世界情勢になっていくのでしょうか。
特に人口統計的にもアメリカは退職世代が多くキツそうです。
金融システムを理解していたはずのポールソン財務長官には
爆弾を全てオバマ政権に放り投げるようなことはしないでもらいたいですね。
日本だけ見ても、来年の3月にかけての決算期は不動産会社を中心に
初期の倒産ラッシュでしょうし、地方銀行をはじめ、大手銀行、大手企業の倒産も有り得ます。
今回の金融ダメージは、円で言うならば億を超えて
「 京 」 のレベルでしょうから、もはや何があっても不思議ではないと思います。
食べ物の心配はあまり必要ないかと思いますが、
庶民レベルでお金も回らなくなり始めると、失業率、犯罪率も増加しますね。
▼ 確実にいくつかの銀行は潰れる
銀行が潰れる理由は単純で、
「 お金が無くなるから 」 です。
・お金を貸した企業が倒産し、お金が戻ってこない。
・補償しなければいけないお金がある。
・投資したお金が消えた。
大手に関しては、救済しなければ連鎖的に金融システム、
というか経済が崩壊してしまいます。
ですが、名が通った銀行全てを救えるわけではないので、
これは潰してとか、あるいは統合という形になるのでしょう。
▼ 銀行が危ない予兆
銀行が危ないと言う事が一般的になれば、ATMに長蛇の列ができるでしょう。
ATMは限度額 ( 50万円 ) しか下ろせないですし、
何百人も対応できない辺り、問題がおきそうです。
今は貸し金庫がどこも借りられないと言う話は、
この先、どの銀行も危ないと言う予兆です。
ペイオフ制度も、こうなると意味をなさなくなってしまいそうですね。
▼資産運用
通貨を含めた紙の資産は怖くて、こういう時は
現物以外の資産は考えられないですね。
B・N・F氏が秋葉原の駅前に90億円の不動産を購入したように、
土地を含む不動産が一番の安泰でしょうか。
あと農業とか漁業。食べ物ですね。
全てが混沌としたときは、紙の資産はあてになりません。
元々人間が何で争っていたのかを考えてみると、やはり現物ということになります。
・黄金
・食べ物
・土地、水資源
▼どうするべきか
これからどうしていいか考えた時、やはり 「 自分をしっかり持つ 」
ということしかないように思います。
自分を見つめ直し、向き合い、信念をもって生きる。
判断は自分の基準をもって決断する。
多くの優れた投資家を見ても、そう思います。
僕はまだまだ先読みした行動ができません。
常に勉強し、自分を伸ばす他ないですね。
日々、精進。
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